最後は、骨組の強さ

頑丈な柱と梁で建築を支えるラーメン構造。木造建築にこの構造を取り入れ、さらに強さを増したのが「SE構法」です。 強度や品質に優れた「集成材」で出来た柱と梁を、丈夫な「SE金物」で剛に接合することで、構造計算プログラムで検証された、揺るぎない強度の骨組みを実現しました。
壁だけで建築を支えるのではなく、骨組み全体で建築を支えるので、高い安全性を確保したまま、柱や間仕切り壁の少ない、開放的な大空間を実現することが出来ます。

接合部を強くするSE金物

従来の木造在来工法は、柱の過大な断面欠損が接合部の強度を低下させていましたが、SE構法では、断面欠損の少ない堅固な接合部を追求。独自に開発した丈夫な「SE金物」で、骨組みの中でも特に外力を受けやすい柱と梁を強固に接合し、優れた耐震性能を実現させています。

柱脚の耐力は、従来の約9.5倍

阪神淡路大震災の経験から、土台から柱が抜けないように柱と基礎とをSE金物で強固に接合する方法を考案しました。その耐力は、実に従来の工法の約9.5倍※。地震など、横からの力による引き抜き現象に対して圧倒的に強い性能を持つ柱を実現させています。

集成材の強度は、無垢材の約1.6倍

自然素材の無垢材は、強度にばらつきがあります。 そこでSE構法では、使用木材にエンジニアリングウッド(JAS構造用集成材)を採用しました。
素材となる木材の強度を1枚ずつ測定することで安定的な強度を保ち、ねじれ、割裂、伸縮などの問題を限りなく減らします。

自由に広がる、自由に編集できる

SE構法で建てられた家の基本は、その開放感にあります。柱や間仕切り壁が少ないので、明るい光を室内いっぱいに採り入れる大開口窓や出入り口、吹き抜けや仕切りのない大空間などを高い安全性を確保したまま実現することが出来ます。 さらに大きな長所は、この広い空間を自在に編集出来ること。間仕切り壁の位置を自由に移動させることが可能なので、ライフスタイルの変化や家族の成長に合わせたリフォームが簡単に出来ます。

 
 
 
 
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